購入した土地の古家を解体中


先日の記事で賃貸併用住宅用の土地の決済を終えたことを書きました。土地の決済を行うためには土地の金額分の住宅ローンを借り入れて売主への支払いを行っておりますので、住宅ローンの借り入れが始まっており来月から毎月の返済が始まります。

今回の住宅ローンの借り入れ条件として最初の一年間は金利のみの支払いとしているので、来月である2015年5月からの返済額は数万円で済みます。ただ、早く賃貸併用住宅を建てなければ家賃収入が入ってきませんので、出来る限り早く建築を進める必要があります。

賃貸併用住宅完成までの段取りが損得に直結する


住宅ローンの返済が始まるという事は、借入金額に応じた銀行への利息支払いが発生していることを考えれば、一日でも早く賃貸併用住宅を完成させて家賃収入を得ることを急ぐことになります。つまり土地の決済日からいかに早く建物を完成させるかが損得に直結するのです。

こうした事情はハウスメーカーも分かっていますので、土地の決済が終わった翌日から土地に残っている古家の解体を始めるように手配してくれていました。当然解体作業が終わったらすぐに次の建築ステップに移れるよう、並行して準備を進めています。

なお購入した土地は古家付きとして安く購入したので、解体費用が買主である私の負担で行っています。ただ古家の中に残っていた物品、いわゆる残置物は売主さんで処理してもらえていたのですぐに建物の解体に取り掛かることができました。

ちなみに残置物処理の費用を売主さんに聞いたところ、40万円もかかったようです。最近はゴミを捨てるのにも高額な費用がかかります。

家の解体をする時は費用以外の要素も考慮する


今回の土地に残っている古家の解体業者は何社かの相見積もりを行った上で発注先を決めています。当然解体の見積もり費用は各社によって変わりますが、単純に安さだけで決めてしまわないようにしましょう。

例えば近隣住民へのあいさつ回りや説明をキチンと行ってくれるかは重要です。賃貸併用住宅は自分が住む家ですから、もし解体作業で悪い印象を近隣の方に与えてしまうと、引っ越してからの近所付き合いに影響します。近隣対策については契約前に確認をしておきましょう。

また解体後に土地に残っているいるゴミやガラ、いわゆる解体廃材について最後までキレイに処分してもらえるかも重要です。これは解体作業後の整地をどこまでやってくれるかという事なのですが、この整地についても契約前に事前に確認を行うことをおススメします。

家の解体はハウスメーカー経由より自分で発注するほうが数十万円安くなる


解体業者選びは費用以外の要素もあるとはいえ、解体作業の内容が同じならば少しでも安い会社に発注をしたいと思うのは当然です。ただし単に安い解体業者を選んでしまうと失敗する可能性もあります。ではどうしたら良いのでしょうか。

答えは私が行ったように「解体費用の相見積もりを取る」ことです。しかも自分でインターネット上の一括解体見積もりサービスを利用して、自己発注をすることが費用節約の最大のポイントです。

自分が動いて分離発注をすることが最大のポイント


なぜかと言うと、ハウスメーカー経由で解体工事の発注を行うと、下請け業者の解体見積もりに約2割の利益を乗せてくるからです。なのでハウスメーカーに丸投げをすると数十万円の費用負担増加になってしまいます。

そこで解体工事を分離発注して自分で行うことで、ハウスメーカーが乗せる利益分だけ得することができます。とはいえ良心的な解体業者を知っている人などほとんどいませんので、解体業者を自分で探すのは大変です。

解体工事の一括見積もりサービスを利用する


そこで活用したいのが解体工事の一括見積もりサービスです。一括見積もりサービスを提供している会社も信用問題がありますから悪質な解体業者は紹介されることはありませんし、複数の会社から家の解体費用の見積もりをもらうことで、解体業者の比較ができてより良い会社に解体工事の発注をすることができます。

家の解体で費用の節約をするならば、ハウスメーカーに頼らずに自分で解体工事の手配を行うのが一番です。一括見積もりサービスのウェブサイトに載っている解体費用の目安と、ハウスメーカーが出してくる解体費用を見比べてみると、その有利さが良く分かります。

賃貸併用住宅の建築は自分で少し動くだけで数十万円の節約が簡単にできます。素人には何もできないと思いこまず、ぜひ積極的に動いてみましょう。