賃貸併用住宅の取得に必要な年収は?


賃貸併用住宅について取得計画を立てる時、最も重要な要素は『住宅ローンの借入上限金額』です。

超低金利の住宅ローンを使って賃貸住宅を取得できるのが賃貸併用住宅における最大のポイントですから、希望する賃貸併用住宅を取得するのに十分な住宅ローンの借入ができるかどうかで、取得する土地の条件や建築プランは左右されることになります。

住宅ローンの借入上限金額は年収で決まりますから、より条件のよい賃貸併用住宅を取得するにはある程度の年収が必要です。では年収がいくらあれば賃貸併用住宅は取得できるのでしょうか?

今回は必要となる年収額とともに、年収の金額帯でどのような賃貸併用住宅が購入できるかを検討していきましょう。

賃貸併用住宅はアパートと何が違うのか


賃貸併用住宅はマイホームを購入するというよりも、不動産投資の一種だというほうが実態に近いです。マイホームの購入も不動産投資の一種ではあるのですが、購入する物件を検討するプロセスは投資用不動産とマイホームでは全く別の観点で検討します。賃貸需要や資産性の高い立地などを考える必要がある賃貸併用住宅は、一棟アパートなどの投資用物件の検討プロセスにとても似ているのです。

ではなぜ新築も中古も選択肢が豊富にあり利回りも高いアパートではなく、わざわざ賃貸併用住宅を取得する人がいるのでしょうか。ちょうど私は賃貸併用住宅を新築して住んでいますし、一棟アパートの購入と運用を経験していますので、今回は賃貸併用住宅とアパートの両方に投資(取得)した経験から得た、両者の特徴についてお伝えしていきます。

サラリーマンでも賃貸併用住宅で資産形成できる方法


賃貸併用住宅という存在を知ってから都市部の住宅地を歩いて見ると、意外にも世の中に多くの賃貸併用住宅が存在している事が分かります。ただしほとんどの賃貸併用住宅の建物はとても大きく、たくさんの賃貸住居がある一棟マンションの一部が大家さんの自宅になっているような物件が多いです。

こうした大型の賃貸併用住宅はもともと住み続けていた土地を持っている地主さんに対して、ハウスメーカーが提案をして大規模な賃貸物件を建て、建物の一部に自宅を作った場合がほとんどです。つまり賃貸併用住宅は土地を持っているような地主だけに縁があるものだったということです。

ところが2000年代になった頃から、サラリーマンでも不動産投資ができると一般的に知られるような時代になり、地主でなくても普通のサラリーマンでも賃貸併用住宅を建てられることが知られるようになりました。すると普通の会社員が賃貸併用住宅を新築するのをサポートする不動産会社も登場し、一気に賃貸併用住宅をサラリーマンが取得する道が開けたのです。

今回は一般的なサラリーマンでありながら、都心の好立地に賃貸併用住宅を建てることができた私の経験もご紹介しながら、サラリーマンが賃貸併用住宅によって資産形成をできる方法をお伝えしていきます。

賃貸併用住宅は危険?比較表と図解で分かる危険度と実態


賃貸併用住宅を建てたいと思って情報収集をしていると、多くのメリットを知ると同時に、デメリットやリスクについても知ることになります。その中には賃貸併用住宅に取り組むことを思いとどまらせるような記事も存在します。例えば「賃貸併用住宅は危険だ」などと書かれている記事があるのですが、これらは本当のことなのでしょうか?

今でこそ賃貸併用住宅を新築して住んでいますが、過去の私は賃貸併用住宅については否定派でした。利回りが低くて投資価値がなく、中古物件の流通量が少ないためにほとんど新築しか選択肢がないような不動産投資の手法をなぜわざわざ選ぶのか、と考えていたのです。そのため当時は賃貸併用住宅を危険だとすら考えていました。

ただ、小規模ながら不動産投資・賃貸経営の経験を積んでいくうちに、投資用物件について利回り以外の様々な価値が分かるようになり、危険だと考えていた賃貸併用住宅の価値にも気が付くようになったのです。

今回はなぜ私が賃貸併用住宅に対する考え方が大きく変わったのか、経験によって見えてきた観点をお伝えしようと思います。賃貸併用住宅と他の投資用物件とを比較することで、どんな特徴や傾向があり、本当に危険なのかどうかを確認していきましょう。

賃貸併用住宅にサブリースは必要?賃貸運営3つの方法


賃貸併用住宅から家賃収入を得られるのは、賃貸住宅に入居者が住み続け、家賃を支払ってくれるからです。ほとんど手間はかからないものの、住居を提供している以上は管理運営が必要になりますから、どう対応していくかを検討しなければなりません。

ただ多くの場合、賃貸併用住宅の新築・取得をサポートしてくれた不動産会社から、賃貸運営についての提案をもらうことができます。ほとんどの場合は「サブリース」か「管理委託」の2つのどちらかを提示されると思いますが、実際には大きく分けて3つの賃貸運営の方法があります。今回はこの方法と、賃貸併用住宅ならではの選択についてお伝えしていきます。

賃貸併用住宅と一戸建ては何が違う?比較で分かる大きな違い


マイホームが欲しいなあ、と思ってマンションや一戸建ての情報を集めていると、ときどき見かけるのが「ゼロ円でマイホームが手に入る」「ローン負担がなく新築の家を持てます」「家賃収入を生む自宅」といった文言です。

どれも賃貸併用住宅のことですが、「一戸建てに賃貸住宅がくっついた建物で家賃収入が手に入る」ぐらいの認識で、一戸建てと比べてどんなメリットやデメリットがあり、取得する手順はどんな違いがあるか、といったもう少し深い情報は時間をかけて調べないと見つかりません。

そこで今回は、賃貸併用住宅と一戸建ての両方を取得した経験から得た知識を元に、「賃貸併用住宅vs一戸建て」として、2つの建物にはどんな違いがあるのか、知っておくべきポイントにしぼって解説します。

賃貸併用住宅の利回りと知っておきたいポイント


賃貸併用住宅について、自宅購入を検討している人は「家賃収入が得られる自宅」という認識があると思いますが、不動産投資の手法としても「住宅ローンで取得できる賃貸物件」という側面もあります。つまり賃貸併用住宅は不動産投資における投資法の一つであるという事も言えます。

不動産投資は効率よく収益を得られる物件かどうかを「利回り」で判断します。利回り(%)=年間家賃収入÷物件の取得総額×100で表されますから、利回りが高い物件は取得総額が安い割に家賃収入が多い物件ですので、収益性の高い“良い物件”という判断ができます。

このように利回りは便利かつ重要な指標としてよく使われていますが、この利回りだけで判断してしまうと賃貸併用住宅の真の価値について理解できず、せっかく多額の資産を得るチャンスがあるのに見逃してしまいます。今回は賃貸併用住宅の利回りと、不動産投資の一つの手法としてどう考えるべきかについてお伝えします。