マンションを売却しようとする前や、自分のマンションの価値がいまはどれくらいなのかを知りたい時、まずは不動産会社にマンションの査定をしてもらう事ができます。不動産業界は成功報酬の仕組みで成り立っているので、査定をしてもらっても実際にマンションを売るまでは一切お金がかかる事はありません。
今は不動産の相場が上昇しており、特にマンションは土地や一戸建てに比べて値上がり幅が大きいです。首都圏における中古マンションの成約平米単価(実際に売買されたマンションの1平米当たりの価格)は2013年の前半では39万円前後でしたが、2014年の後半から2015年1月の実績を見ると成約平米単価は44万円~45万円で取引されています。
わずか2年弱の間に中古マンションは10%以上も値上がりしているのです。しかも在庫と呼ばれる売出し中のマンションの数は2013年1月には約45,000件でしたが、2015年1月には約34,000件にまで減っており、マンションを買いたい人はたくさんいるのに、売り物件が少ないので人気のマンションは取り合いになるほどの状況になっています。
マンション査定の重要ポイント3つ
マンションを売るにはとても良い状況だということを理解した上で、マンションを査定に出すときに重要な3つのポイントをお伝えします。
- 複数の不動産業者に査定の依頼をする
- マンションや住宅ローンに関する情報を出来る限り多く・正確に伝える
- 時間の余裕を持っておく
3つのポイントについて詳しく見ていきましょう。
複数の不動産業者にマンション査定の依頼をする
査定をしてくれる不動産業者は皆プロですが、得意分野や会社の方針が違うため、査定金額はバラバラになる事が多いです。例えば今は円安のおかげで海外の投資家が驚くような高値でマンションを買ってくれますが、こうした高値でマンションを買ってくれる顧客との繋がりがない会社だとマンションの査定金額が低くなることがあります。
そこでマンションを査定に出すときは必ず複数の業者に依頼を出してください。とは言っても1社1社に連絡をするのは時間がもったいないので、不動産の見積もり一括査定サービスを利用するのが賢いやり方です。
マンションや利用している住宅ローンに関する情報を出来る限り多く・正確に伝える
マンションを購入した時にもらった資料一式は全て揃えるのと同時に、借入れしている住宅ローンに関する情報も出来る限り伝えることが重要です。自分のお金に関することを他人に伝えるのは恥ずかしいかもしれませんが、不動産業者から見ると日常の事で探りを入れる事などしませんので、気にせずにありのままの情報を伝えましょう。
投資用の賃貸マンションを査定に出す場合でも同じで、マンションの部屋と建物の情報や管理会社の情報、利用しているローンの情報を全て伝えることが大切です。
時間の余裕を持っておく
これは逆の事を考えればすぐに理解できるポイントです。2か月後までに売らなければならない!という売り急ぎ物件は、確実に期日までに売れるように安い価格で査定・売り出しをします。つまり高い価格でマンションが売れるための条件とは、マンションが時間がかかっても全く問題ない人、極端なことを言えばマンションを売る気が全くない人が最高の条件なのです。
例え何万人という人がこのマンションは高いから買わないといっても、たった1人でも買ってくれる人がいれば良いので、強気の売り出し価格で気長に待てる人には不動産業者も高額な査定をしてくれます。
マンションの査定で価値を知ることで広がる人生の選択肢
自宅マンションが高く売れることがわかると人生の選択肢が一気に広がります。もしマンションを売却して住宅ローンの残債を返しても手元に何百万・何千万円とお金が残る場合、そのお金でより理想的なマンションを買うこともできますし、一戸建てに住み替えたり、資産運用をしてお金を増やすこともできます。
また私が今まさに実践している賃貸併用住宅を建てれば、新しい家を買うという事と資産運用(賃貸経営・不動産投資)を同時に実現することも可能です。もしマンションの査定金額に納得できなければ売らなければ良いだけですし、マンションを売る気がない状態こそが高値でマンションを売る秘訣なので、査定金額よりも高い金額でじっくり売りに出すことも出来るわけです。
マンション査定をしなければ見えなかった選択肢が増えることで、あなたの人生は確実により豊かになることは間違いありません。
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